威沙逆引きリファレンス
コピペで使える威沙の小技を紹介しています。インラインTNF多め。随時更新。
当記事では基本的にTNFは直接編集しない方針です。
TNFでしかできないことをやる時は本文内にインラインTNFで記述する方法を取っています。
章タイトルにルビを振る

※目次やヘッダー/フッターでは適用されません。
#章# などpreTNFの章立てタグで記述していたところを以下のように置き換えます。
#TNF:START#
<index>章タイトルにルビを振る</index>
<page_title>章タイトルにルビを振る</page_title>
<font style="chapter">
<rubymap base="章" text="しょう" render="every" balance="on"/>
<rubymap base="振" text="ふ" render="every" balance="on"/>
<ruby>章</ruby>タイトルにルビを<ruby>振</ruby>る
</font>
#TNF:END#
途中まではpreTNFの章立てタグの再現です(indexは目次、page_titleはページ左上のタイトル表記を指定するTNFタグ。font style=“chapter”で章の書式を適用)。
rubymap と rubyはセットで使います。先にrubymapでルビを振りたい箇所と読みを定義し、続いて指定した箇所をrubyタグで囲います。双方の記述にズレがあると変換時にエラーになるので注意してください。
章タイトルに縦中横を使う

※目次では適用されないため、目次を威沙以外で作成する方向けです。
#章# などpreTNFの章立てタグで記述していたところを以下のように置き換えます。
#TNF:START#
<index>10章 タイトルに縦中横を使う!!</index>
<page_title>10章 タイトルに縦中横を使う!!</page_title>
<font style="chapter">
<double>10</double>章 章タイトルに縦中横を使う<double>!!</double>
</font>
#TNF:END#
途中まではpreTNFの章立てタグの再現です(indexは目次、page_titleはページ左上のタイトル表記を指定するTNFタグ。font style=“chapter”で章の書式を適用)。
2桁までの数字(3桁は左にはみ出ます)、および「!?」「!!」「??」といった感嘆符をdoubleで囲うと縦中横にできます。
章タイトルにサブタイトルをつける
#章# などpreTNFの章立てタグで記述していたところを以下のように置き換えます。

#TNF:START#
<index>章タイトル</index>
<page_title>章タイトル</page_title>
<font style="chapter">
章タイトル<font size="60%"> サブタイトル</font>
</font>
#TNF:END#
途中まではpreTNFの章立てタグの再現です(indexは目次、page_titleはページ左上のタイトル表記を指定するTNFタグ。font style=“chapter”で章の書式を適用)。そこに60%に縮小したサブタイトルを全角スペースを挟んでくっつけています。
章題と副題の間のスペースやフォントサイズ(60%のところ)はお好みで調整してください。
応用:サブタイトルを目次・ヘッダー/フッターにも含める

index と page_titleにもサブタイトルを入れます。
#TNF:START#
<index>章タイトル サブタイトル</index>
<page_title>章タイトル サブタイトル</page_title>
<font style="chapter">
章タイトル<font size="60%"> サブタイトル</font>
</font>
#TNF:END#
章タイトルの下に著者名をつける
#章# などpreTNFの章立てタグで記述していたところを以下のように置き換えます。
#TNF:START#
<index>章タイトル</index>
<page_title>章タイトル</page_title>
<font style="chapter">
章タイトル<font size="80%"><under>著者名</under></font>
</font>
#TNF:END#
本文との兼ね合いを考えるとfont sizeは80%くらいがちょうどいいかな? と思いましたが、お好みで調整してください。
章タイトルの横にエピグラフをつける

#地付き#でもいいんですが、フォントサイズを調整したい場合はインラインTNFを使います。
章タイトルの横に以下のように記述します。
#TNF:START#
<font size="70%">
<under>吾輩は猫である。名前はまだ無い。</under>
<under>――夏目漱石『吾輩は猫である』より</under>
</font>
#TNF:END#
フォントサイズはお好みで調整してください。
ノンブル(ページ番号)なしの空ページを入れる
極論TNFにnopagenumを記述するだけで出来ますが、これはPreTNFにはない文法なのでインラインTNFで書きます。 空ページを入れるための#改頁#などの記述を以下に置き換えます。
#TNF:START#
<nopagenum>
<newpage/>
</nopagenum>
#TNF:END#
応用:次の本文が左始まり/右始まりになるようにノンブルなしの空ページを自動で挿入する
2026年7月に追加されたnewpageの拡張タグを使うと改ページ後に左始まり/右始まりになるように自動で空ページを入れることができますが、この空ページからノンブルを除くには以下のように記述します。
左始まり:
#TNF:START#
<newpage/>
<nopagenum>
<newpage forward="left"/>
</nopagenum>
#TNF:END#
右始まり:
#TNF:START#
<newpage/>
<nopagenum>
<newpage forward="right"/>
</nopagenum>
#TNF:END#
ヘッダー/フッターのタイトル表記を消す
本文しか出力しないのであれば#タイトル#の後に半角スペースを記述するだけです。
奥付などの事務ページも威沙で出したい場合はこうするとタイトル自体が消えてしまうので、本文・事務ページで別々に出力するかテンプレートの編集で対応する必要があります。
#タイトル#
ヘッダー/フッター記載のページ数・タイトル・章タイトル位置を調整する
一行あたりの字数を減らして天地を広く取る場合、デフォルトの位置では高すぎ/低すぎて見映えがよくない場合があります。
これはテンプレートファイルを直接編集することで対応します。
1. 威沙のディレクトリへ移動
スタートメニューで威沙のアイコンを右クリックし、「ファイルの場所を開く」。
続いてショートカットのフォルダが表示されるので威沙のものを右クリックし、もう一度「ファイルの場所を開く」。
2. template/default/template.confをメモ帳などのテキストエディタで開く
編集前に必ずファイルのバックアップをとってください。
3. 自分の使っているテンプレートの記述を探す
デフォルト(ページ番号&タイトル上外)の場合は ctrl+Fで検索を開き、##本文 で検索してください。それ以外の時はスクロールしていって下の方を探します。
例えば“ページタイトル上方中央・ページ番号下部中央配置”の場合は 00_TOP_UNDER、
“ページタイトル上方左右・ページ番号下部左右配置”の場合は05_SIDE_TITLE_TOP_NUMBER_SIDEが該当します。
4. “左/右ページ ページ番号・タイトル位置”の数値を変更する
PAGE_NUMBER_POSがページ番号、PAGE_TITLE_POSがタイトル。Xが横軸座標、Y軸が縦軸座標です。
左右対称にするには左右とも同じ数値を入力する必要があります。
この画像では全体の位置を下げつつ、かつページ数とタイトルの表記位置が近くなるように編集しています。

5. 保存して終了 威沙を立ち上げて当該のテンプレートを選択し、試しに何か出力してみてください。